新商品「キャリーバスケット」のご紹介

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 エルメスのバーキンが生まれるきっかけとなった、1968年頃にセルジュ・ゲンズブールが当時出会って間もないジェーン・バーキンにプレゼントしたかごバッグ。以来彼女は季節や場所、目的など一切お構いなしに何処へ行くにもこのかごバッグを持参し、1980年代にぼろぼろになるまで愛用していたそうです。
 1981年、彼女がパリからロンドンに向かう飛行機で偶然隣の席にいた当時のエルメスの社長ジャン=ルイ・デュマ氏の前で、持っていたかごバッグの中身をぶちまけてしまったことがきっかけとなって「バーキン」が生まれるのですが、その話は本筋ではないので詳しくは下のリンク先で。
 オリジナルのものはポルトガルのアルガルヴェ地方特産のウォーターケーン(葦の一種)で作られているこのかごバッグ。このデザインを雛型として新たにラタンでリメイクするために適したディテールを与え、また室内でも使えるように少し容量を増やしたものを目指しました。ひとつはラタンの芯材だけで本体を編み、表皮はハンドル部分だけに使用した軽量のバスケット。もうひとつはラタンスタイルの標準の編み方で製作したものです。いずれも同じサイズでインドア、アウトドアを問わず様々なシーンでお使いいただくことを想定しました。

キャリーバスケットC/Carry Basket C – RATTAN STYLE
キャリーバスケットE/Carry Basket E – RATTAN STYLE

「バーキン」はこうして生まれた ジェーン・バーキンが名前を外すように求めたエルメスのバッグ